今、日本で多くの人に愛用されているコンタクトレンズ。
そのコンタクトレンズに関連する実験が初めて行われたのは19世紀初頭とされています。
約200年という月日の中で、先人達によるさまざまな研究や改良が重ねられ、現在の良質なコンタクトレンズは誕生しました。
現在のコンタクトレンズの種類には、視力補正用レンズ、治療用コンタクトレンズ、検査用コンタクトレンズ、ファッション用のコンタクトレンズなどがあります。特にファッション用のコンタクトレンズは「カラコン」という愛称で親しまれ、若い女性にとっては欠かせないファッションアイテムのひとつとなっています。カラコンが誕生してから、コンタクトレンズを身近に感じるようになった方も大勢いるのではないでしょうか。
コンタクトレンズには眼鏡にはない魅力が沢山あります。例えば、度数の強い眼鏡は物が歪んで見えてしまったりするのですが、コンタクトではそのようなことがありません。フレームなどもなく、裸眼の状態と同じように視野も広い状態を維持できます。
また、眼鏡をかけるとどうしても顔の印象が変わってしまうものですが、コンタクトはそうした心配もいりませんし、体を激しく動かす運動なども気兼ねなくでき、汗や湿気で曇ってしまうこともありません。本当にメリットが豊富に存在しているのです。
しかし、注意しなければいけない点や安易に考えてはいけない点も多々あります。
前途したように、ファッションアイテムとして利用されている度の入っていないカラコンなどでは、正しい使用方法を行わなかった為に眼病になってしまうケースなどが多発し、眼科医からの問題の声が多く上がるようになりました。そして、そうした問題が多かった為に、2009年11月にはカラコンも視力矯正用レンズと同様の医療機器となり、薬事法の規制対象となりました。
ファッションを楽しむ為にさまざまなカラコンを使用するのは決して悪いことではありませんが、使用する際は必ず事前に眼科医で検査をして、自分に合うコンタクトレンズの知識や、レンズの管理方法についてしっかりと学んで下さい。
そして、検査を無事に終えたら、あなたにピッタリの素敵なコンタクトレンズを見つけて下さい。
Copyright© CONTACTEYE Co.,Ltd. All Rights Reserved.