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コンタクトレンズケアについての豆知識

1日使い捨てタイプのコンタクトレンズは朝装着して夜処分するだけなのでケアをする必要はありませんが、2週間使い捨てタイプや1ヶ月使い捨てタイプは毎日のケアが必要になってきます。

何故ならコンタクトレンズには、涙の中に含まれる脂質やたんぱく質、外気の汚れ(花粉など)、化粧品の粉などの汚れが沢山付着してしまうからです。

これらの汚れをとらずに使用を継続していると、レンズの劣化を早めるだけでなく、何らかの眼病を発症してしまう恐れや、最悪の場合失明に至ってしまう可能性もあります。「そんなに汚れてる感じでもないし大丈夫でしょ」「面倒だから今度でいいや」という考えはもたず、毎日しっかりとケアするように心掛けて下さい。

それではここで、コンタクトレンズの基本的なケア方法を紹介していきます(※コンタクトレンズのメーカーによりケア方法は異なる可能性があるので、使用している製品毎のケアも必ず確認して下さい)。

まず、コンタクトレンズに触る前にしっかりと石鹸を使って手の汚れを落としましょう。
綺麗になった手でコンタクトレンズをはずし、手の平に乗せます。
そしてケア用品の液をコンタクトレンズに3滴から5滴ほどふりかけ、擦り洗いを10秒ほど行います。この擦り洗いは裏表どちらも行って下さい。
擦り洗いが完了したらもう一度ケア用品の液をレンズにふりかけ、表面の汚れなどが落ちるようにすすぎます。この時、水道水などは使用しないで下さい。
すすぎが完了したら、ケア用品の液で満たしてあるレンズケースにレンズを入れます。
そしてレンズケースのキャップを閉めて4時間以上そのままにしておきます。
時間が経過したらレンズを取り出し、そのまま装着するか、場合によってはもう一度ケア用品の液ですすぎ装着します。

以上でコンタクトレンズのケアは完了です。

また、コンタクトレンズを入れるレンズケースは、ケアが完了したら水道水で毎回洗い自然乾燥させましょう。レンズケースにも汚れが付着している可能性があるからです。そして毎回丁寧に洗浄していたとしても、3ヶ月程度経ったら新しいものに交換するようにしましょう。

レンズ自体とレンズケースの汚れをしっかりと取りきることが、清潔を保つ秘訣となります。慣れるまでは少し大変だと思いますが、面倒くさがらず毎日のケアを行って下さいね。