乱視用（トーリック）

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乱視のプチコラム

遠くの物や近くの物がハッキリと見えなくなったり、物が二重や三重に見えるようになったら乱視を疑うべきかもしれません。何故ならこれらは乱視の代表的な症状だからです。

乱視は、角膜や水晶体が歪んでしまうことによって引き起こされる目の異常になります。角膜や水晶体が歪むことによって光の屈折が正しくできなくなり、焦点が合わなくなってしまうのです。その結果、先に述べたように、遠くの物や近くの物がハッキリと見えなくなったり、物が二重にぼやけて見えたりしてしまいます。

角膜や水晶体が歪むと言うと、ものすごく恐ろしいことのような気がしてしまいますが、角膜の形状というのは個人個人で差があるため、本来私達は誰しも多少の乱視の要素を持っているのです。全員が完璧な眼をしているという訳ではないんですね。そして、症状が軽度の場合には、問題がないことも多いです。

しかし現在は軽度の症状だとしても、日々の生活の中で無意識に行っていることが乱視を悪化させてしまうこともあります。

例えば、目を細める癖のある人は要注意です。遠くを見る時やパソコン画面を見る時など、ついつい目を細めてしまう時ってありますよね。目を細める行為は角膜や水晶体の歪みを悪化させてしまう可能性があります。そのため、見え難いと思って目を細めてしまう近視の初期の人なども注意が必要です。

一定のラインを超えた乱視になると、眼精疲労の不快症状に悩まされることになります。最近やけに目が疲れやすい、目が痛い、頭痛がする、肩こりが治らないなどの症状に悩まされている方は、乱視による眼精疲労の可能性があります。不快症状から解放される為にも、是非一度病院で検査を受けてみて下さい。

乱視は眼鏡やコンタクトレンズを用いて矯正することが可能です。乱視用のコンタクトレンズも豊富な種類が用意されています。まずは眼科で適切な検査をし、自分に合った治療方法を見つけて下さい。